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  • sanokentikukoubou6

大工店 だと大工仕事しかこない。


 

前にも書いたけど 名前が大工店 だからなのか ネットからのお問い合わせは 

棚をつけたい とか 大工さんの仕事が多い。

外壁塗りたいとか キッチンつけたいとか トイレかえたいとかでもなく。

それか 「大工さんなら工務店よりやすいんじゃね?」

という相見積り。

自分は 今までの見積相手を切っていただくか よほど気がむかないと

御見積いたしません。 

基本 無料の見積りはどんぶりですとブログにかいてますし。

多大な労力をかけて作る見積を 「ただ見るだけ」のひとに使われたくないですし。


以前のホームページのときは 「家を建て替えたい」とか 「古民家を改修したい」

という案件が今ほど数は多くないですがほとんどで

逆に小さな案件はごくたまに来るくらいでした。

以前のホームページも名前は 大工店でしたが内容は伝統工法よりでした。

それより前は「佐野建築工房」でした。


自分はちいさな仕事は 工場でつくっているような工業製品と

手でつくるものを同じ土俵と価格感覚で取られるのがなんとも違和感があって

実際 商売として見合う金額で見積もると世間の感覚とはかけはなれていきます。

なので 楽しみとして ライフワークとしてやることにしています。


当然 好意としてやるので真意の伝わらないときはお断りしています。


でないと 何から何まで一人でやっている工務店は成立しません

大きな仕事も小さな仕事も こちら無償でしてる範囲の仕事はさほどかわりがないからです。


というより 人間関係も築けていないのに仕事できるかていう論理です。


誰かの代わりとか、 そういうのはのっけから主旨がちがっているのかなとおもったりします。

そいうこともあるかとはおもいますが。


ユーザー側の人は 自身の目的を果たすために 検索なりいろいろして

自分にたどりつきます。

ラーメンがたべたければ ラーメン屋をさがします。

おいしそうな写真と価格みたら あとの能書きはほとんどみないとおもいます。

腹減ってラーメン食べる人にとってはあとのこだわりはさほど重要ではないからです。


逆にどうせ食べるならおいしいものを食べたい 下拵えや食材にもこだわりたい

と思えば そちらの情報をとりこみます。


なので いまのところ 「家をこだわってたてたい」の層にはまったくささらないホームページであり、 大工さんていうキーワードに必要性を求めたかたからのみ問い合わせが来ているという結論になります。


実際にいま ご飯をたべていく仕事として日夜働いている仕事は 新築や改修のガチの大工仕事です。 リアルの引き合いや bTOb 案件です。

それだけ ガチ大工の仕事も案件物量としてはあるわけで 

ネット経由の人と自分のつなぎ方が悪くて出会えないだけだとおもいます。


ちいさい仕事やりたくないと言ってるわけではないですよ。

むしろ出会えたら自分も好意なら楽しくできるし

お客さんも通常工務店単価でない お友達大工さん価格ですからハッピーなはずです。

要は必要とされて仕事したいだけで 誰かの代わり要員なんかになりたくないだけです。


て 掘り下げてみたら


名前が大工店 なのは いろんな気付きがあってたのしい。



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