ちょっとおうちのことを勉強したかたなら知っている値
C値は気密の値。 小さいほど ㎡あたりのスキマ穴がすくないということです。
気密をなんで 気にするのかというと おうちの中と外の空気が年中いれ変わっていると
なんぼ空調しても 空気が入れ替わっちゃって意味ないからです。
そして湿気なども同時にはいってきます。
なので 換気も空調も機械に頼ることになるので 一年中 エアコンかける家などはかなり重要になります。
でも 逆に 機械で排気できない部分はずっと汚れた空気や湿度がこもりつづけます。
「窓をあけて新鮮な空気を」って 年中窓開ける家には意味ないです。
引違い戸が多い家と 開き戸が多い家では 測定値に差が出るらしいです。それだけ建材がまだその領域まで進化してないということですね。
なので テープとかシートとかちょっとした努力で上げられる程度まで気密をとれば 大金をつかってまで気にすることではないかなとおもいます。
Q値 とUA値は 断熱の値 断熱が悪ければ 外の熱が 輻射熱で 温も冷も伝わるので
空調と熱が喧嘩してるみたいに 意味ない状態になります。
でも基本は外が35度 室内が空調で28℃としたら 差は7℃ですが 屋根や 外壁などは50℃とか70℃とかになったりします。 平均とっても30度近い温度差の遮蔽をしなければいけないので屋根は一番大事です。
つまり断熱オンリーにお金をかけても 黒い外壁や屋根貼って通気もないみたいな仕様だったら意味ない訳です。
遮熱タイペックとか 屋根通気とか複合的に組み合わせておけば 高性能グラスウールレベルだってしっかり施工すれば十分だとおもいます。
一番お金かけたほうがよいのは 口すっぱく言ってるけどサッシだとおもいますし計画も大事です。
家の熱交換の4割は窓からです。
後は日射遮蔽の検討です。 大きな窓に 西日ガンガンみたいな設計ではなんぼでも室内温度はあがります。 光は冬でも夏でも 直射日光でないほうがよいです。まぶしくてスマホも見れません。
最後に d値 d値は防音の値です 自分のいうd値は 大工力のことです。(笑)
机の上の話だけではなく実際に施工して体験した話や経験を知識として
現場に反映できるかは大工の意識にかかっているかなと。
どんなに管理したって知っている人とそうでない人では結果は変わるのではないかと。
d値 大事です(笑)
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