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木組みってなんじゃ。

  • sanokentikukoubou6
  • 2023年5月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年6月15日


古民家 丸太の骨組み

木組みってなんでしょう?

この家は古い在来で木組みのうちにははいらないですが。

昔の家は製材した材木より人が手をかけるほうが安かったっていいます。

自分が大工になったころはまだ小屋梁に丸太がつかわれていました。

梁丸太に使われるのは日本の赤松で ちょっと両端をけずって太鼓型にしてあるか

丸太のまま8角形にしていきます。

赤松の丸太は写真の割れのラインを見てもわかるようにネジくれながら成長します。

繊維が入り組んでいるから200πくらいの丸太でもかなりの力があります。 

なので 平角「長方形のいまどきの梁」を挽くより

小さな丸太が使えます。

しかし米松の大きな径の木が安く輸入されるようになって丸太は姿を消しました。

今は材木は幅を105とか120に落としちゃいますが幅が150とか180とかあったほうが断然強いですよね。

扱える大工さんもへったから 当然に売れないから扱う材木やさんも減っていきます。

切り出したまま使えるのだから合理的だけどねー。

大工店 賽でも解体の時外して再利用したり

古い柱けずったり。

木組みが好きなので 栓やくさびで組む丸太木組みの家たまーにやります。

物好きなお客さんがいれば。

木組み土壁はおすすめします。

耐震強度とか数値とか能書きたれても

材ひとつのボリュームがでかい木がカチっと組んであるのだから最強ですが受け流す柔らかさもあります。

ビス打ってゲンゾウ(平らにきった仕掛けなしのつけかた。イモ継ぎ) 

では椅子もギシギシすぐ壊れるのと一緒です。

DIYでつくってみたら?(笑)




 
 
 

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