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大工店 賽のビジネスパートナーになりませんか?

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大工店賽 社長の佐野は 前回のブログのとおり 確固たる お客さん お得意さんのないまま 工務店つくって独立しました。

先代もなにせ建売ビルダーでしたから 自分の顧客という方々はありません。

よく 今日までやってきたものだと思うくらい

自分をよく応援によんでいただける工務店に出会って 自然素材のブームにのって

既製品が木におきかわっただけのような納材やさんまかせな家ではなく

1からやっているようなところばかり声が掛かったので

そうやってやってきました。

しかしいつまでも仕事くれる人に甘えていると永遠に大工のまんまです。

工務店をたばねる棟梁にはなれません。

なので今年から自分の取った仕事で食っていこうとおもってやっています。


まわりを見まわして 大工さん自身がやってる工務店は 大工さんは現場がそうでなくてもおわらん-ってなってるひとがおおいので (しっかり時間かけたいと思ってる人はなおさら。かかる時間で人工と金額が決まってるわけではそもそもない。理由はそんな正直な見積書いたら一つも仕事とれないから。泣いてやってるひとがほとんど。いいのかなそれで。) 

そしたら 営業する時間がなくて 仕事くれる人の言うこと聞いてまたやる。

定時におうち帰れない地獄ループのはじまりです。


自分のなかでは まず経済の論理にはまって仕事ができなければ いくら良く作ってもアーティストなんだからそれを成立させる ファンやパトロンがいなくてはなりません。

たいていのひとがSNSでいいねとかもらったら自分にはそれだけのちからがあるとおもってしまうのです。

技術職の落とし穴はそこにあるのです。

日本が 車や機械を作ってトップランを走ってこれたのは、そもそもみんなもってないし

同じお金ならより性能のいいものを買いたいという時流があったから。

世界中が充足して 技術も他国と均衡していけば そういう時流にはなりません。


戦国時代なら武士は活躍できるけど 太平の世にはそうではなくなるということです。


では武士という技術職はどうなったか。 江戸時代なら帰農したり

明治には 町人と同じようにさまざまな仕事を興した。

もともと主君のために切腹する職ですから根性半端ないですし。


自分のまわりでも アーティストのようにファンがついたり 仕事としても成立させている人は 腕はいいのはもちろんだけど 自分でその世界観を築いてみずから興しているのです。

お客さんのいいなりで作っているというよりは 自分らしいものをえらんでもらってます。

ブランディングとか薄っぺらい言葉ではなくて 写真やらホームページでよく見せているというよりは  その人からにじみ出てくる何かを表現しているからです。

丼にすごい写真家さんでも写実なだけになおさらごまかしがききません。


正直最近までこういうことがわからなかった。

音楽で成功する人 食えない人 美術表現も 建築家もしかり。

 万人受けでお茶をにごして 本当の意味で 誰かの心に刺さるものってつくれてるのかなって。

それじゃ永遠に何も買ってもらえないいいねだけ押されるウインドウショップだね。

尖がれってのともまた違うんだよね。気付いたら出ちゃうもんだから。

名曲書こうと思って書けないでしょう。


食う寝る ラブ 以外にも 読書 音楽 演劇 俳句 さまざまなものを毎日感じることによってこの引出ができあがるのかなとおもいます。


なんて興業できるといいなとおもいますので

大工店賽にお仕事させてみたいパートナーさん募集です。

もちろんフツーにお客さんも。 



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