無垢の赤身杉板に鉄媒染液を塗って外壁にします。
鉄媒染液ってしってますか?
草木染とかに使ったりするやつです。
たしか定着液みたいな役目で使うんじゃなかったかな。
鉄媒染液って 赤さびの汁です。
バケツに釘でも入れとけばできます。
この板は赤身勝ち(赤身が多め)の畳の下の床に使う
あいシャクリの板です 溝がかさなってたほうが隙間風ないし
ゴミも落ちないからそんな形になってます。
その板を外壁にはります。
地域にもよりますが下地を燃えない素材で貼ることで板が貼ったりできます。
あいシャクリだから壁も一石二鳥。
鉄媒染液をぬると杉の赤身に含まれるアクがひっぱられて黒く変化します。
数年たってネズミ色になったあの感じを最初にさせることで木材が保護されます。
経年変化して味がでるし、
昔の下見板みたいにボロボロにはならないし(板が12ミリで厚い 下見は7ミリしかない)
なにより安い。 抜けた節とかめくれる節とかもあるけど。
木ならスキマからじゃんじゃん通気してくれるし理にかなってます。
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