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sanokentikukoubou6

スキルのある人 そうでない人

更新日:2023年6月15日


ヘリンボーンの床

職人さんはある一定の高度なことをするにはスキルがいります。


そのスキルや知識をもった人たちが毎年 20代とか若い世代に伝える前に仕事を引退していきます。


キツイ仕事にはなかなかなり手がいないからなおさら若い人ははいってきません


徒弟制度も 一家一門 の関係性もくずれて


あちこち渡り歩く職人さんも増えている(1箇所ではしごとがつづかない)


だからなおさら即戦力のとりあいがおこります。


いちいち人を育てるまで待っているようなこともしません。


そんなに自分たちがそっだた時代から仕事量が減ったわけでもないのに。

若い人口が減ったわけでもないのになぜこんなに劇的に

(新しく入ったお兄ちゃん)が減ったのか?


その理由が最近わかってきたような気がします。


いまの子たちって圧倒的に(いい子)なんです。笑


ちょっととっぽいような子でも仕事になったらどうやったらうまくいくかとか

一生懸命考えているような子も多いです。


なのに今までの流れで作られ来たこの業界があまりにも闇すぎるからだとおもいます。

白いものも黒 グレーとかよくわからないです。

自分の考え思って生きる黎明期にそんな目にあったら何がただしいのかよくわからなくなります。


自分らの時代の仕事がキツイのなんて全然たえられたし

精神面でも カッコいいタフガイな親方や先輩のほうが多かった。


普通の町場の建築業がサービス業になってきて

いろんな分野の人が参入してきて

みんな物分かりの良すぎる世の中になって自分を貫いているような人たちは減ってきた。


自分は最後にそういうタフガイたちと関われた世代だから


あたらしい時代を生きる若いひとに 自分の信じた道をつらぬけるようにしてあげたい。


そうでないとせっかく知識や修熟を得ても 


売り方もわからず


ジリ貧になって


せっかくのスキルに蓋をする人生を送ることになってしまうので。


スキルのある人 そうでない人 その差はうまく引き出し切れているか

そうでないかだけだとおもいます。



ほんと世の中には 腕も スピードも ダジャレも 経営も

いろんなスキルの職人がいておもしろいです。


 






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