日本の空き家はおよそ849万戸あると統計がでています。
マイホームほしい人が高額なローンを組んでいる最中
ぼろい、きたない そんな理由で放置されていきます。
最近 不動産投資の人からよく連絡があります。
大工さんなら工務店より安くやってくれるんじゃないか?
と思うみたいですが工務店にいってる大工さんはほとんどが社員じゃなくて
自分たちみたいな大工です。
元が一緒なんですから変わらないでしょう。
よく大手サイトや情報にのっている物件を買って投資はじめたいみたいです。
そもそも 不動産やさんは買う人と売る人を繋いで手数料をいただくのが仕事です。
物件情報というのは最初は不動産屋さん同士でまわるので
ほとんどがそこで決まってしまいます。優良な物件ならなおさらです。
なのでそういうサイトにはそこで決まらなかった少し売りにくい物件がでることになるのです。
① 建て直したら建てられる建築面積が小さすぎて家が建たない(=売りにくい→損切もできない。)
② ①に+リフォームしてもボロすぎてお金がかかりすぎる
③ フルローンが組みにくい
などという特有な理由もあります。
簡単に儲かりそうなら不動産やさん自身で投資やるよね。って話です。
すくなくとも自分が知ってる大家さんたちは
社会的意義をちゃんと考えて
昔の「貸してやってる」みたいな感覚のひとは少ないきがします。
ちゃんとお部屋を貸すサービスとしてあらゆる形で成立させています。
くわえて 物件一つ一つに「物件愛」のようなものを感じるくらいです。
借り手さんと一緒にDIY施工したりしている大家さんもいます。
全ては価値観の差が行動の差につながるんだよなぁっておもいます。
仕事柄いろんな空き家を見に行きますけど いうほどぼろくないですし
単に日本人の価値観が新築至上主義になっているだけな気がします。
古さのなかの美や良さを追求したい人は大工店賽に相談してみましょう
まずやることは綺麗に掃除してみることですけどね。
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