2021年

6月

23日

これから必要とされる家つくりの形

今、古いおうちなおしています。

50年たってますがしっかり作ってあるので充分まだまだ現役です。

自分は大工ですから家をつくるのが仕事です。

でも最近おもいます。

人口がどんどん減っていくのにこれ以上作っていく必要があるのか?

住宅を建ててローンを組んでもらって銀行は収益を得る。だからある意味国策に守られて続けている産業なんだなって思います。

なんか1人立ちしてない産業はオワコン化していく気がしてならないです。


土地 建物でものすごい借金をしてお父さんは借金のために働くみたいな。人生の貴重な時間、子どもとすごしたりする時間。

それらを犠牲にして残すにふさわしい価値のあるものなのか。

日本人は家を資産だと思っています。

でも自分たちが住んでいればお金生む訳ではないですし、郊外の家なら長年住んでいればほぼ売るときは土地値ですし、買いたたかれます。

なら金(きん)でも買ったほうがよっぽどよいのでは?って素人の自分でもおもいます。


残すための家ではなくて単に住むための家でよいよね。それなら。


今なおしている古民家も、作れられた時代にはまだまだ家で催事をしたり、家がもつ役割が多様にあったし、何より昔の有力者は普請をすることで仕事を生んで社会に還元するという意識があったとおもいます。

戦争を経験した世代が自分のことだけのために何かをするという風には自分には考えられないのです。きっとそういう意味があったとおもいます。

でもこれからはその役目というよりは住む人がしあわせであればよいかなと思います。

思い出があるから現場の古材たくさん使ってます。


のでお金を無理してまですることではないのかなと思います。

それでは大工の仕事は減りますね。


もともと先を読めないと現場の運営すらできない仕事ですから自分はそう思ったらちがう方向に注力したいなとおもいます。


たぶんこれから若い人たちはその時間を大事に有意義に使っていくためには


手の届く中古の家を自分や家族と自分このみの家に住みながら作っていくみたいなのが主流になるのでは?ていうかその流れを作っていきたいと思っています。


人生は長いから一番大事な時間に疲弊してまでやるより長い間にならしていくほうが良いとおもいます。


家をいじるって確かに複雑だから素人さんには難しいと思うけど、その部分をだれかにサポートしてもらえば 作業自体はそこまで複雑でもありません。


なんというか、作るだけの仕事より、一緒に何か作っていく仕事がしたいなと思っています。


いままで数多くの建築家の仕事してきました。

建築の粋をやっていくほどに、

専門職って、どんどん高級で、世間の価値観とはかけ離れた自分の世界観のほうにシフトしていってしまうんだなと少しおもいました。

だって、そんなんお金いっぱいなきゃ結局できないやん。

やはり職人は腕をみがいて上を目指すのも大事だけど、使ってもらってなんぼじゃいと思うのです。

切れるハサミも戸棚に閉まっとくだけでは

無用な鉄のかたまりです。


来年からはそういうお客さんと、不動産やで物件さがしたり、

楽しい場所を作りたい大家さんと仕事したり


一緒に信頼できる、

不動産関係の人とか、そういう人と出会う機会を増やしたいとおもいます。


共感したかたご連絡ください。


商品開発やら販促デザインやら建物と空間と人にまつわることを総合的にやっていきたいなとおもうし、持続性を模索できるスキルがあれば


自分が大事にしてきた残すべき建物の延命をはかれる第一歩になるかなと思っています。


ずいぶん長文書いたな。



2021年

4月

05日

土壁の竹を編むワークショップやります。

足立区西綾瀬にて土壁の竹を編むワークショップやります。

興味のある方はご連絡ください

4月中は平日、希望者がいれば休日も開催します。


https://fb.me/e/Kk6bqPJq


2021年

2月

02日

刻みはじめました。

金輪継ぎ手
金輪継ぎ手

金輪継ぎ手刻みました。

このしかけはいったん15ミリひろげないといけないので組む順番に注意が必要なんですよー。

オスメスの勝手がないので重たい梁をつなぐときは便利です。




2020年

6月

08日

材木ほそーい!安心してください履いてますじゃなくて。。。直します。

解体げーんば!

都会のふるい家はとにかく梁が細い!

自分も建売住宅の大工の経験あるからなんか風習みたいにいわれてたけど。大工さんて鉛直方向の柱や梁の荷しかかんがえてないのよね。

もちろんしっかり木組みしてるいえもありますけど。

正角の105刻むほうが速いってのもあります。

要は社長は木ほそければ安くすむし 

請け負った大工は速くおわれば金になるからルール破らない程度にほそくなる。(木のおおきさは担当の大工がきめていた)

建て続けて仕事こなす時代の負の産物っすね。プレカットのキャドオペさんでも驚くね。

これからこういう家を手術していく仕事やっていきまーす。

基礎から骨まで 丈夫にするよ。

抱き梁や挟み梁 布基礎取っ払ってサポートごと基礎打ち込む工法をあみだした。

 

 

2020年

5月

25日

古い柱けずる

古いヒノキの柱。50年たってる。もとの色は真っ黒でした。

よく漂白の洗いをみかけるけどやはり木本来の肌とはちがうよねー。

柱の見える和室をまた柱の見える部屋の再生。

それ自体けっこうクレイジーだよね。

みんな直す自信がないのと手間を惜しんで大壁の安直な提案しかしないんだよね。

確かに曲がった柱を引きボルトでまっすぐにしたりほぞ穴崩して横に動かしてまたもどしたり。 ほとんど沈下もなく傾きもない優秀な家だった。

曲がった家はもっと苦労するだろうなー。やるけど。

 

2020年

5月

08日

蔵らが建った!

最近は僕のホームグラウンドの北千住でもよく蔵がこわされてます。代替わりですからしょうがないですかねー。

なんか小ぶりな空間で骨太な棟梁なんかあってすてきですけどね。土蔵の壁をぬるのもすごく手間がかかるので二度とつくれないですけどね

柱をギザギザに刻んでそこに丸竹をひっかけて縄で編んできます。

トータル25センチくらいぬるらしいですよ。火事の多い日本の町には欠かせない施設でもありました。

蔵の壁に鍵みたいな金具ついてますよね。あれなんだかしってますか?

土塗りでくぎが効かないので後からひさしなどをつける木をひっかけられるようについてるそうです。

土蔵なおしてジャズカフェなんてよさそっすね。

そんな人募集中です。レンガの蔵もすきです。💛

 

2020年

5月

06日

ラワンべニアのドア

ラワンてなんかすきなんですよねー。70年代みたいなね。荒井由実の曲が似合う家つくりたいとおもっています。

ラワンのベニヤは1000円くらいですからね。基本ローコストを恫喝じみて迫ってくる施主のしごとはしませんが気の合うかたなら知恵をしぼってかっこいい家つくります。素材感のある家いいなぁ。

2020年

4月

13日

シューズくろーく

安っぽいシート張りのげたばこが。。。

2020年

2月

14日

今年は古民家再生!

今年はこのすごい木組みな日本家屋を木組みにてなおします。

いろいろかんがえてます。

古い日本家屋を直すのは得意です。お仕事募集中です!

2020年

2月

10日

土壁のいえつくりましょう!

竹を編んで土を塗る壁を標準化したい!発酵した土から出る香にほれました!

みんなで塗るのを手伝って標準化していきましょう!

防火性能にすぐれて調湿や蓄熱もできる究極の自然素材です。

土壁のいえづくりに興味ある方ご連絡を!

僕は大工ですが木ばっかりの家より左官メインの家が好きです。

漆喰おさえ塗りまわしとかいいなぁ。

2020年

2月

10日

横架材の継ぎ手 土台

一般的な鎌継ぎ手
一般的な鎌継ぎ手
土台の追っかけ継ぎ手
土台の追っかけ継ぎ手

大工店 賽では土台の継ぎ手は追っかけにしています。

アンカーボルトがあるから鎌継ぎ手でもよいんすけどね。 

なんかみために強そうでしょう栓入れるぶん。


普通のかまだとメスが開いてくるのでやるならメチいりにしますけどけっこう面倒なんで

追っかけとたいしてかわらないのでなら追っかけにしときます。


中古の家なおしにいくと腰掛けアリだったりしますけどね。ひっぱりにまけて1センチくらいひらいてますけどね。  

東京の安普請はそんなものです。 

せめてかすがい打つか間柱でもうちつけといてくれよって感じです。

 

古い家いじるなら慣れた大工にやらせましょう。

耐震補強でもなんでも知ってるよ。



2019年

9月

21日

木栓うちの火打ち梁

読んで字のごとく木のちからだけで引いてる火打ち梁です。

伝統的な家では斜めの材(筋違)や火打ちはあまりつかいませんが、基準的にいれなければいけないところはしょうがないですね。

ということでせめてもの抵抗ですかね。(笑)

自分的には寄棟の隅木をかっちり入れてせがいがしっかりくんである家はかなり水平が効いてる木がします 

斜め材は固定を強める反面 一定の力を過ぎると固定されてる場所を押して木を折ったりします。

やはり木は総もちで負担する仕組みがよいですね。

ベニヤの壁が釘ごときであんなに固まるのもある意味総もちしてるからでしょうね。

 しかし固い物には限界点を超えると材の破壊がおこります。

総もちと動きのある粘りの両方が昔の家の良さかなーっておもいます。

 

2019年

7月

18日

通し貫

木で木を無理なく締めるの巻その3

通し貫とは柱に穴をあけて平均4本くらいの28ミリの板を柱を編むようにしていれていきます。

長いところは柱の中で継手を作ってつなげてあります。すべての柱が貫でつながっていることになります。

さらにこの貫をいれて垂直を見た後にクサビで締め固めます

田舎のほうでは筋違がなくてこの貫だけで固めている家をよくみますが

都市部の量産された家では 薄い15ミリの貫にくぎがうってあるだけで構造的には作用せず土壁の固さでもっている家です。

設計の指針になる真壁に貫板にボードをはったりして耐力をみるのも貫の評価は薄い板にクサビなしの一般的な下地貫でみているのですごく評価がひくいです。実際はもっと効果を発揮しています。

筋違で支える一般的な壁は柱ホゾ(しかもみじかい)4点だけで力をささえているので 1度目の地震で筋違におおきな損傷をうけて耐力が減衰しているところに2度目がきて折れると支えを失った4点はたおれます。

貫の場合は長ホゾこみ栓の4点(これだけでもかなり固い)に貫4本で8点たして合計12点で

柱をささえます。

建物がゆがんだときの土台とけたのずれの量をあらわす基準に層間変形角というのがありますが120分の1ラジアンをこえてはいけないって基準があるみたいですが、貫は固いとはいえおおきな力がかかればじわじわとゆがんでいきます。逆にゆがんでくれないと破壊がおきます。 手作り家具の椅子はなかなかこわれないけど ビスでビビっとくんだ椅子はある程度の力まではもちますが逆に破壊がおきるのははやいです。木と鉄ですから。

 

そしてじわじわゆがんでも相当おおきな角度までたおれることはありません。

なのに基準をこえちゃうからいかんみたいにいわれるんですよね。おかしなはなしです。

 

ぐだぐだ書きましたが単純にどう考えたって

 

つよいでしょ。。。

 

 

 

 

 

2019年

7月

17日

引き独鈷(どっこ)

木で木を無理なく固めるの巻 その2

この300幅もある敷居と敷居を留めにって

建築家さんが簡単にいうから。。。

うらにテ―パー穴を掘って ↘️↙️こーゆー

勝手同志をあわせてスライドすると

あら不思議 どんどん寄ってくではありませんか。

大工の手間より釘のが高い時代の知恵やねー。


2019年

7月

16日

コミ栓

木で木を無理なく固めるの巻その1

いまの家の柱のほぞはなんセンチあるでしょうか?

工務店の社長は大工さんじゃない人も多いので

長さすら気にしてもいないでしょう。

プレカットさんに聞かれなきゃ。

普通にスルーするとわずか4.5センチです。

ほぞというよりはポッチです。(笑)

うちは最低でも9センチにします。

長いときは梁の幅全部です。

コミ栓をいれるには最低そのくらいないと栓が効きません。

しかもこの栓は1.5ミリずらしてひきつけるようにしてあるので、

ドリルで丸栓というわけにはいかないのです。

土台が十字になっているところはあとからうてないので、斜めにドリルをあとからあけて、

丸のコミ栓をいれます。

奥が深いでしょう?


2019年

7月

15日

桧のデッキ

いい香り 桧はいいねぇ。

庭に栃木の桧の45厚でデッキを作りました。

何が違うて!

うちでは上からビスは打たんのです。

面倒でも裏うち桟をいれて裏から止めます。


塀などのほぞ穴も下までぬいたり、とにかく水を制するように加工します。


て、かんがえて、たまにメンテ塗料すればかなりもちますよ。



2019年

7月

08日

梨街道の家

千葉県産材の杉を手刻みで木組みした家

この家は一人で刻んで 棟上げ前日は通し貫(柱に貫通穴をあけて板を通して木を編む)を一人でくみながら持ち上げられる梁はくんでしまいました。頭使って クランプに一回のせながらうまくやったら半分くらいはできちゃいました。

ともだちいないの?っていわれそうなので応援呼びます。(笑)

栓 楔 通し貫 手刻みのようす。

完成。木組み

梁 柱 千葉県産杉

土台 桧

フローリング 杉 赤身 30ミリ

内装かべ しっくい鏝おさえ

外装かべ 杉赤身目板ばり ウッドロングエコ塗装仕上げ

2019年

6月

06日

古民家

ここ最近古民家を再生する仕事をしています。

蚕さんをかっていた二階のある築100年くらいのたてものです。

肝心な構造部分には堅いけやきの木がつかわれていました。

 

多分に漏れず少しまえのリフォームでベニヤとかがつかわれて劣化してぼろぼろになってます。

段差や寒さなどを改善しながら漆喰や板張りで仕上げていきます。

丸太にチョウナではつりをかけて組み上げてある木は圧巻です。

全国にたくさんある古い家を少しでものこせたらいいなとおもいます。

 

2019年

6月

03日

断熱を断捨離?

断熱は大事! 高断熱 高気密の家にすみたい!

断熱施工はきっちりやるのが大事です。

調湿 透湿 防湿 それぞれの層のシートの特性を知って目張りのように連続性を持たせて

施工します。

しかし!

私の建物はさほど断熱は重要視していません。

もちろんご要望があればきっちりやらせていただきますが、

室内 室外の熱交換のほとんどは窓からはいってきます。

そう。まずはお金をかけるべきは窓なんです。

断熱ばかりに目をとられて、窓が普通のペアガラス程度では断熱が穴だらけなのと一緒です。

建売現場で ただぶっこんである断熱なんて正直ないのとたいしてかわらないです。

逆にきっちりやればグラスウールでもそこそこ性能を発揮します。

断熱は暖房じゃありませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年

5月

22日

施工事例 町工場街にある振れ隅木の家

町工場が多くある地域に建つ家です。地元の建築家とともにつくりました。

内装は、ナラ 栗 をベースに 構造材は 高知県の杉をつかっています。

特徴的な構造は振れ隅木の一本物の大梁という構造です。

隅木とはふつう45°で入る斜めの材ですが

角度がずれているのを振れすみといい

振れ隅になると左右の勾配角度は違う勾配になります。

45°のときは一緒になります。

何がすごいかって?

大工の自己満足です。(笑)

角地の隅切りのおかげでいい体験ができました。

お施主さん ありがとうございます。

 

 

構造材 土佐杉 (土佐会)

設計 普設計合同会社 

施工 佐野建築工房

 

2019年

5月

02日

大工店 賽

大工店・賽 の賽はさいころのことですが

もともと賽というのは 

地域の守り神という意味があります。

賽の神って風習がある地域もありますね。

お地蔵さんなどもその地域の守り神のなかまです。

もともとサイコロの起源は神様に吉凶を占う道具からきています。

いえもいわば家族の守り神です。

木の命を自然から頂いて家をつくります。

そんな敬服の意味をこめて

屋号「賽」と名付けました。

よろしくでーす。

 

 

 

2019年

3月

29日

カンナの掛け方

カンナを上手にかける方法

鉋のかけかた。。。

僕にもわかりません(笑)

鉋はしっかり調整しないとつかえません。

ホームセンターなどですぐ使いの鉋を買って

使っていても

刃がへったり 台がへったり

そんなことしているうちにつかえなくなって

遠ざかってしまう

素人さん泣かせの道具です。

要は手のかかる子供みたいなやつなんです。

なんでもメンテナンスフリーな時代に

臨機応変な対応を求められるんですよね。

人はしばしば自分の都合で自然の道理に逆らった

ことをします。

台の木も 刃の鋼も 削られる木も多様性をもっています。

そこに道理がピタっとあわなければよくはならないわけです。

自分の都合はまったくかなわないのでっす!

一番の早道は「その子の特性を理解する」

て、ことですかね。

人のかかわりと同じです。

鉋はラブ&ピースな道具なのだ。(笑)

写真は銭湯の作業場にあったさびさびの鉋もらってきたものです。さびすごいけど仕立てのいい鉋です。

さびは木工ボンドぬってははがししてると

だんだんとれますよ。

次回から順をおって少し知ってることを書いてみまーす。

 

ではまたー。

 

 

 

 

 

 

2018年

5月

08日

川のほとりの日本家屋 焼き杉外壁  

受け継いできた家を住みやすくしたい。

そんな要望から始まった

一昨年の秋にはじめた古民家の改修。古い杉板にペンキが塗られていたので塗膜はボロボロで隙間も多く

防水層もゼロなので防水層を作ったうえに炭化層の厚い焼き杉板をはりました。

鳥取県の智頭杉の赤身です。

この部屋の矩折り庇は洋部屋だったのでハコ庇でしたが和のイメージにしたいので小舞に柾板を貼って

まるごとつくりかえました。

庇の軒勾配はのろいほうが見た目がいいので野勾配と空間とって蓑甲にしてます。

 庭の木と映えますねー。

 

日本家屋が本来もっているポテンシャルは高い!

リフォームで貼られたプリント合板や 繊維壁!

建築の質が下り坂を歩き始めたころのものを取り払って原設計に戻し

少し現代の暮らしのテイストをいれる。

 

まるごと替える必要はないですよね。

 

直したというよりは整理した感じですかね。

 

日本家屋大好きです。

2017年

12月

06日

施工事例:大田区 大森

天竜杉の大梁と珪藻土白壁の家

高台にあるロケーション抜群の自然素材の家です。

6メートルの杉の大梁を木組み。

雛壇敷地に狭小な道路と悪条件のなか

職人さんのチームワークで建築しました。

 

ローコストですができる限り自然素材を使っています。

大きなリビングと併設したキッチンに造作棚やコワーキングデスク

をつけました。

設計 施工 天音堂リフォームラボ(株)

大工工事 (有)佐野建築工房 

基礎・べた基礎・土台・根太 野地・床下 天竜檜
柱・梁・筋違 フローリング 天竜檜
建具 木製既成建具
屋根 ガルバリウム
外壁 モルタル通気工法全面メッシュ伏せ
断熱 パーフェクトバリア(ペットボトル再生繊維)

2016年

5月

01日

古家のリフォーム  坪庭

もともと錆びた物置がおいてあったちいさな庭にサワラの木で塀とデッキをつくってみました。

節のある一等材を木端立てに使い 長さをレイアウトしながら節と節の無地の区間がくるように仕事をしているので、

いい材料つかったみたいにみえます。

大工ってそういうときたたのしいんです。

ぼくの現場ではサワラのデッキはよくやります。

お上品な香りがしますよ。

 

 

2015年

11月

20日

古家のリフォーム5

浴室シャワールームはベランダの防水などに使われるFRP防水に白のトップを施した清潔感あるお風呂にしあがりました。

先日一年点検にいってきましたが汚れもほとんどありませんでした。

ユニットバスのむずかしい変則的な空間でしたがユニットにはできない空間ができたとおもいます。


防水 壁 ともに 防水シートと通気胴縁を打って乾式床の土間下に浸透排水を設けて、万が一水が壁に入っても流れるしくみになっています。


この仕組みなら意外と簡単に在来でお風呂が作れます。

桧の壁に 石張り とかもやってみたいな。




2015年

7月

25日

古家のリフォーム4

びふぉー

びふぉー

和室と台所だった部分を一間にして広くなりました。

桁は杉板で囲って太らせてみました。なんとなく角材にみえるようにダミーの金輪継ぎ手なども作ってみました。

床はナラ材です。

収納の扉には築100年の古民家から頂いてきた舞良戸を入れました。開き戸でしたが戸車をつけて引き戸にしました。


仕立てのいい戸ですからまだまだ使えます。サワラの戸でしたね。


壁でふさいで真っ白なリフォームもいいですが、国産材でつくられてることが多い古い家は素材を生かすのも飽きのこない空間になるかもですね。


もとの杉板天井もいいかんじでしたけどきれいには取れないので解体しました。


木は年数がたつほど味がでるのですが、ボロという扱いにする風潮が浸透してますからね。


維持管理しだいで化けるもんですよ。







2015年

7月

17日

古家のリフォーム3

このおうちの壁は土壁でした。

ベニヤ壁の下に繊維壁やしっくい さらに土といったぐあいです。

住宅密集地でも都内では土壁おおいです。


叩いても弾むばかりでなかなかこわれません。


ひと壁くだいたあとはあきらめて木舞を丸鋸で切りました。

土壁塗るのはたのしそうですね。


近年は、関東では土を塗る左官職人さんや荒木田土材料屋の数が減って大変なようです。


しかし土には 荒壁から 砂をふやした中塗り 色土 や 漆喰と土をまぜた半田 などさまざまで独特な風合いがあります。

素材の表情と寄り添う建築は職人さんや材料、道具を作る人みんなの力がなければなしえません。


原点を忘れたらもう一度還ってみることじゃないかな。っておもいます。 


2015年

7月

15日

古家のリフォーム2

先日 時間があったので現場に寄らせて頂きました。

1年経って ほどよく経年変化していい感じになってました。


ふるくなるほど味がでる無垢材のよさですね。


一等材で無地の赤身が多い垂木を出してくれる製材所さんから買った赤柾の格子がグッド。


安いものを高く見せるのが大工のつよみです。


桧の格子戸は高知の建具屋さんに作っていただきました。


やっぱり手作りの家はいいですね。




2015年

7月

14日

古家のリフォーム

びふぉー。


アフター

これから大量に余っていくと言われている中古住宅。

「おじいちゃんたちが住んでいた家が空き家に」

なんてこともよくあります。

もうボロボロで不動産屋さんも建物の評価額ゼロです。

て、

もよく聞きます。

でも、それって建築の知識が薄い方たちが見た目の印象だけで決めただけでしょ。


古家評価額ゼロでもここまでよみがえるもんです建築は。


しかも建築知識をいかしたローコスト。


大工だからできるわけです。


今では手に入らないようなしつらえもあったりして楽しいものです。


アンティークの木製建具をはめたり。


建物もしっかり補強。


家には皆さん思っている以上の力があるのですよ。


手刻みのできる大工には構造を改良することはたやすいことなのです。


古家なおし検証してみましょう。